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美容院には何分前に行くのが最適?15分前は早すぎ?10分前に行くと迷惑?

美容院の予約時間、いつ到着すべき?

美容院へ行く際、予約時間の適切な到着時間を計画することは案外難しいものです。最近増えている完全予約制の美容室では、時間通りの来店が求められることが一般的になっています。

特に公共交通機関を利用する場合、計画以上に早く到着してしまうこともしばしば。予約時間の20分や30分も前に到着してしまう場合もありますね。しかし、本当にその時間に到着して良いのでしょうか?

早めに着過ぎると不必要な待ち時間が発生してしまい、一方で遅刻は美容室に迷惑をかけてしまいます。では、美容院にはどれくらいの時間前に到着するのが最適なのでしょうか。

何分前に到着するのが理想的か

  • 15分前の到着は早すぎ?
  • 10分前の到着が迷惑になることはあるのか?

こうした疑問に答えるため、美容室への到着時間の目安とマナーについて、現役美容師の立場から解説します。

美容院は何分前に入る?15分前に行くのは早い理由

結論として、美容師はお客様が美容院に15分前に到着することをやや早いと捉えています。早めに着くことが望ましいと思われることが多いですが、実際には「早すぎる到着」が迷惑と感じられることもありえます。これについて、美容師の視点から2つの理由を説明します。

前のお客様やスタッフのプレッシャーになってしまう

美容院に早く行きすぎると、前に施術しているお客様やスタッフにプレッシャーをかけてしまうことがあります。予約時間を最大限に活用して施術を行っているため、早く到着しても施術開始時間は変わらないことが多いです。

待機している様子が見えると、お客様が気を遣ってしまうことがあります。例えば、「乾かすだけで大丈夫」と言ったり、「ブローやアイロン、スタイリング剤は使わなくてもいい」と申し出る方もいます。お客様に心地よい時間を全うに提供するため、予約時間の5分前に到着することを推奨します。

スタッフの休憩時間がなくなることも

美容師が直面する困難な状況の一つとして、「忙しい時にお昼ごはんを食べる時間が確保できない」という問題があります。美容師がしんどいと感じる瞬間でも、このような状況が紹介されています。

次のお客様が来店される前に少しだけ休む時間や食事の時間が削られることがあります。休憩時間は、次のお客様のメニューを確認したり、前回の施術を振り返るなど、頭や身体をリラックスさせるためにも非常に重要です。

実際、15分あれば昼休みを取ることもできますが、お客様が早めに来店されると、「もう来たのか、、、」と残念に思うこともあります。お客様が早く到着しすぎると、休む間もなく仕事を始めなければならないので、美容室には来店予定時間の5分前が理想的です。

美容院に早すぎる到着がもたらすデメリット

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美容院への適切な到着時間は、予約時間の10分前であれば特に問題はないものの、理想は予約の0〜5分前とされています。

これにより、受付の手続きや荷物の預かり、さらにはカウンセリング用アンケートへの回答などを行うことができます。

一方で、予約時間ギリギリの到着や遅刻すると、予定が遅れてしまう懸念があり、美容院側に迷惑をかけることにもなりかねません。

施術が予約時間ピッタリに始まるよう、予約時刻の5分前には受付を完了しておくと良いでしょう。

また、予定よりも早く美容室に到着してしまった場合、客側にもデメリットが2つ存在します。

待ち時間が増えてしまう

美容院では予約スケジュールに従って業務が行われます。そのため、予約時間の15分前に到着すると、待ち時間が発生することがあります。早めに到着したからといって、施術がすぐに開始されるわけではありません。

待ち合いスペースが足りなくなることも

待合スペースは施術を待つお客様だけでなく、会計を待つお客様や同伴者が待つ用途でも使用されます。スペースが広いサロンであればこの問題は少ないですが、店舗によっては待合スペースが狭く、座って待つことができない場合があります。初めて訪れる美容院では、待合スペースの広さが未知数ですので、事前に確認するか、心構えをして訪問することが大切です。

美容院に着くのが遅い時のデメリット

たとえば、交通機関の遅延や予約時間の誤認など、やむを得ない事情で美容院に遅れてしまうことがあります。このような状況が発生した際のデメリットや、守るべきマナーについて詳しく説明します。

他のお客様の迷惑になる

美容院を訪れる際は、自分だけでなく他のお客様の時間も重要です。

遅刻をすると、後続のお客様の施術時間に影響を及ぼし、彼らの退店時間が遅れることになります。これは非常に迷惑な行為となるため、他のお客様の予約やスケジュールに配慮し、早めに対応するよう心掛けましょう。

スタッフのスケジュールが狂ってしまう

スタイリストは予約スケジュールを基に多くのお客様を同時に担当します。お客様を待たせないでスムーズに施術を進めることが求められ、常にタイミングを計算しながら行動しています。

遅延が5分ならまだ回復可能ですが、15分以上遅れると多くのお客様を担当するスタイリストにとって、以降のスケジュールに重大な影響が出ます。これが原因で施術が重なり、結果的にお客様が長く待たされることになり、スタイリストが謝罪するという負の連鎖が生じてしまいます。

遅刻はスタッフとお客様に迷惑をかけるため、できる限り避けていただきたいと思います。

希望の施術メニューができなくなることも

遅れて施術が始まった場合、希望の施術のリクエストに全て答えることが難しくなります。

例えば、カットとカラーをお願いしたかったけど、時間の都合上「カットのみ」になってしまうこともあります。

施術メニューを減らすことにならないよう、遅刻しないようにしましょう。

遅れる時は連絡がマナー

予約時間に遅れると、自分の施術だけでなく、他のお客様の予約や予定にも影響を与えてしまいます。

どうしても遅れてしまうときは、必ず美容院に連絡を入れましょう。

連絡があればスタッフが予定を調整でき、他のお客様への施術にも支障をきたしにくくなります。

数分の遅刻でも一言入れておくだけで、お互いの気持ちも違ってきます。

事情によっては、今回はキャンセルで次回予約を取ることも可能です。

まとめ

美容院では、予約時間には厳守するのが一般的ですが、10分前や15分前に到着するのは早すぎると感じる人も多いです。

理想的な到着時間は、予約時間の0分から5分前です。このタイミングで受付を済ませることで、その後のカウンセリングや施術がスムーズに行えます。

遅刻しそうな場合は、必ずお店に事前に連絡を入れましょう。事前の連絡があれば、スタッフは予約の調整を柔軟に行えますので、到着時間が分かり次第、即座に連絡することが望ましいです。

なお、遅刻した場合は施術メニューが制限されることもありますので、この点は心に留めておくと良いでしょう。

また、早く到着しすぎた場合は、無駄な待ち時間が生じることがありますので、予約時間を守りつつ、気持ち良く過ごしましょう。お互いにストレスを感じないためにも、時間管理は重要です。

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