小学校入学は子どもだけでなく、親にとっても大きな節目。しかし、期待に胸を膨らませていたはずの新生活で、朝「行きたくない」と泣かれると戸惑ってしまいますよね。我が家でも上の子が小1の4月に「学校行きたくない」と言い出し、毎朝試行錯誤の連続でした。この記事では、その時の経験を基に、親としてできる具体的なサポート方法を詳しく解説します。
小1の4月、「行きたくない」と言う理由とは?
子どもが「行きたくない」と感じる背景には、いくつかの理由が考えられます。親としては、その気持ちを理解することが最初のステップです。
環境の変化によるストレス
小学校の教室や先生、友達はすべてが新しいもの。これまで慣れ親しんだ環境からの大きな変化に、子どもは不安を抱えることがあります。
- 広い校舎で迷うかもという不安
- 知らない友達の中でどう振る舞うべきかの戸惑い
生活リズムの変化
幼稚園や保育園とは異なる時間割やルールは、子どもにとって大きな挑戦です。慣れるまでの間、心身の負担が「行きたくない」という言葉に現れることがあります。
親ができる3つの具体的なサポート方法
親の行動次第で、子どもの不安を和らげることができます。以下に具体的なサポート方法を紹介します。
h3: 1. 朝の準備を一緒に進める
慌ただしい朝は子どもの不安を増幅させる原因になります。余裕を持って一緒に準備することで、子どもが落ち着いて登校準備に取り組める環境を整えましょう。
- 例:持ち物や連絡帳の確認を親子で一緒に行う。
- 「今日はこの授業があるね」「これで準備バッチリだよ!」と声をかける。
h3: 2. 共感しながら目標を設定する
「行きたくない」と言われた時、否定せずに共感することが大切です。その後、無理のない範囲で一歩を踏み出せるような目標を設定しましょう。
- 声かけ例:
「学校って初めてだからドキドキするよね。でも集合場所までは行けそうかな?」
「頑張れたら、帰ったら一緒におやつ食べよう!」
h3: 3. 登校班の集合場所まで付き添う
最初は学校まで付き添うのではなく、登校班の集合場所まで親が一緒に行く方法も有効です。
- 集合場所で友達やリーダーと顔を合わせることで、子どもは自然と登校スイッチが入ります。
- 我が家では、毎朝「集合場所まではお母さんと一緒だよ」と伝え、安心感を持たせました。
実体験:我が家の対応法
小2の子が小1の4月、朝泣きながら「行きたくない」と言った日々がありました。その時、私が実践したのは以下のステップです:
- 朝の準備を一緒に進め、登校を楽しく感じられるよう工夫。
- 毎日登校班の集合場所まで付き添い、「ここからはみんなと一緒だから大丈夫だよ」と声をかけて送り出す。
- 帰宅後は「今日頑張ったこと」を話し合い、小さな成功を褒めて自信をつけさせました。
結果的に、2週間ほどで「行きたくない」と泣くことが減り、自分から進んで登校班に加わるようになりました。
まとめ:焦らず一歩ずつ寄り添うことが大切
小1の4月は、子どもが新しい環境に適応するための準備期間です。「行きたくない」と言われても、それは自然な感情。親としては焦らず、以下のポイントを意識して寄り添いましょう:
- 子どもの気持ちに共感しつつ、無理のない範囲で小さな目標を設定する。
- 登校班の集合場所まで付き添い、安全と安心を提供する。
- 帰宅後には頑張ったことを一緒に振り返り、自信を持たせる。
これらを心がければ、少しずつ子どもは学校生活に馴染み、自信を持って登校できるようになります。親子で成長する良い機会と捉え、前向きに取り組んでいきましょう!
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